第39弾Tシャツ double crosser 「小早川金吾中納言秀秋」
以下
サムライズムアートのホームページより抜粋。
1600年、日本の歴史にその名を残す関ヶ原の戦い。
この天下分け目の合戦において西軍の命運を断ち切り、
徳川家康率いる東軍の勝利を決定付けた若き一人の武将がいます。
当時19歳を数えたその武将の名は、小早川金吾中納言秀秋。
西軍から東軍への「寝返り」という行為によって、
彼は歴史にその名を刻むこととなります。
しかし小早川秀秋は、その過去にもう1つの名を持っていました。
その名は「羽柴秀俊」。彼は豊臣秀吉の甥として生まれ、
将来は豊臣家の跡継ぎとして嘱望された人物であったのです。
そんな彼がなぜ自らの家族とも言える西軍を裏切り、家康に加担したのでしょうか?
小早川秀秋は、後世の歴史家からしばしば「暗愚な裏切り者」として断じられます。
しかし日本の将来を決めた戦いの第3の主役であり、
自らの生まれた豊臣家に弓を向けざるを得なかった彼の思いを、
単なる「裏切者」という単純な見方でくくってしまってもよいものでしょうか?
今回のTシャツ製作にあたり、私がイラストレイターである一葉さんと込めた思いは
『小早川秀秋の苦悩』であり、豊臣秀吉という権力者によって狂わされていく
彼の人生を表現することでした。
小早川秀秋は天正10年(1582年)、
豊臣秀吉の正室高台院の兄であった木下家定の五男として生まれます。
まだ実子のなかった秀吉は生まれてまもない秀秋(辰之助)を養子としてもらいうけ、羽柴秀俊の名を与えます。
彼は豊臣家の跡取りになる事を望まれ、
大切に育てられますが秀吉に実子秀頼が生まれた事で彼は少しづつ、
豊臣家での居場所を奪われてゆきます。
黒田如水らの働きで「毛利の両川」といわれる名門・小早川家へ養子に出された彼は
慶長の役などで活躍を見せますが、
石田三成の「大将の器にあらず」という進言により秀吉に
領地を没収されてしまいます。
自分よりも石田三成の言葉を信じた秀吉の姿を目の当たりにし、
かつての優しかった父・秀吉がもういない事を実感した秀秋は、
豊臣家への義理と憎しみの間で苦悩しながら、
やがて関ヶ原の合戦の日を迎えるのです。
開戦から程なくして、西軍・石田三成の本陣から突撃を
下知するのろしが上がります。
すでに東軍の総大将徳川家康とも密約が交わされていた秀家は、
寸前までどちらにつくのか苦悩したことでしょう。
結果、彼は自らの軍を同胞である西軍へと向けます。
松尾山から西軍へ向かって駆け下りた時、
秀秋の胸に去来した想いは何だったのでしょうか?
思い出、あせり、苛立ち、恩賞、義理、悔しさ・・・。
いずれにせよ19歳の若さで秀秋は、
身内である豊臣家への裏切りと、
それによって小早川家の家名を汚すという非常に重い
二つの十字架を背負うことになるのです。
さて今作のデザインはそうした秀秋への内面と人生を、
赤と黒という強いインパクトを持ったカラーとデザインによって
表現する野心的な作品に仕上がりました。
フロントには秀秋の陣羽織に描かれた「違い鎌」をベースにしたグラフィックを配置。
双方の鎌先に石田三成・徳川家康のモチーフを埋め込み、
ちょうど軸になる中心には小早川家の家紋「三頭右巴」を埋め込んであります。
配列されている「double crosser」と言う言葉は、
裏切り者をあらわす色々な言葉の中でも東軍と西軍の間で揺れ動いた彼の心情に
もっともマッチした表記ではないでしょうか。
背面には一葉さん発案の狐と狸のトライバルを大きく描きこみ
中心には秀秋の姿を配置。
その周りには金吾のアルファベット表記であり、
かつ王になれなかった彼を同時に表す『KING-O(キング・ゼロ)』の
タイポグラフィーで表現してみました。
絵・アイデア共に『絵師・一葉』さんの想いがたくさん詰った一品です。
イラストレーション:一葉 デザイン:立澤
今回の小早川秀秋で表現したかったのは『裏切り者』というイメージを払拭する何か・・・
それにはイラストレーター一葉さんのご協力がどうしても必要でした。
戦国というものをテーマにしてものづくりを行うことを決めたとき
本来、小説や映画で表現されるべき武将の生き様やストーリーを
凝縮してTシャツに詰め込む ということを強く意識しました。
今回の小早川秀秋はまさにサムライズムアートのポリシーを
忠実に表現したTシャツだと思っています。
最近は『戦国ブランド』というものが、
やらなければいけない本来の目的を忘れ、
すぐにに著名な人とコラボをしてものを作ってみたり、
すでに販売されヒットしている商材のまがい物を販売してみたりと、
あまりにも露骨な商業主義で、
武士の風上にも置けぬブランドやお店が増えている気がしてなりません。
本当に戦国を通じて日本を元気にしようと奔走している人たちは、
初期にくらべ随分減ってしまったようなような気がします。
何をやっても自分を正当化し『私は本物です!』と声高に叫ぶよりも、
皆さんが納得するような作品作り・商品作り、
またブランド展開が何よりも先決ではないでしょうか。
もちろん私たちサムライズムアートも大切なことを見失わないように、
歴史に礼儀を貫きつつ、新しいものを作り続けて行かねばいけません。
そういった意味でも今回の小早川秀秋は
彼の生き様に想いをはせていただける秀作になったと思っております。
自分の中から表現したいものが出てくる。
これが、ものをつくる基本。
日本一かっこいい小早川秀秋Tシャツが出来たと思うのですが
いかがでしょうか!?!?!!
ちなみに今回の写真撮影場所は長浜市・総持寺。

長浜観光協会の
ブログにはこんな記事が出ています。
長浜にお越しのときは是非お立ち寄りください。
ボタンの花は本当に見ごたえがありますよ。
いつも本当に愛情もをってTシャツをご紹介くださるブログ。
ありがとうございます。是非ご一読ください。
『この地球を受け継ぐ者へ U 〜小早川金吾中納言秀秋の復讐〜』
さて、次回記念すべき40作目は
『備前の雄・宇喜多直家&秀家』Tシャツ!
さらに続いてサムアイズムアート初の
ラグランTシャツ3部作
『石田三成・織田信長・明智光秀』
(今までのサムライズムアートからは想像できないキュートなデザインデザインです。
リクエストの多かったレディスサイズもリリース予定です。)
そして 我が近江を舞台にした2011年大河ドラマ『お江』を
含む
浅井3姉妹Tシャツもリリースされます。
また
・新柄マウスパット(伊達政宗&前田慶次&ラグラン3作)
・しょうぶ屋楽天ショップ
・さらに近日発売の↓
さらに
・新レザーアイテム
・しょうぶ屋安土店限定商品の販売
・東映・映画『火天の城』応援コラボグッズ
などなどなどなど・・・
力作ぞろいのサムライズムアート&しょうぶ屋にご期待下さい!


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